2009年7月19日日曜日

毎日1.1ずつ

今回の放送は、高熱による臨時休業の時にお目にかかれなかった、小田苑未さん(シンガーソングライター)が2度目のご来訪ということで、小田さんの歌のことやお詳しいハーブのことなども聞くことができました。

さて今日の「コトノハ フォレスト」第5回目は、元楽天副社長で横浜市立中学校の校長先生もご経験がある本城慎之介さんのお話をとりあげました。それが、

毎日1.1ずつ

普段の生活を1.0として、ちょっと頑張った日を1.1、頑張らなかった日を0.9としましょう。

毎日のちょっとずつ頑張ったとしましょう。ちょっとでいいから昨日とは違う自分、何か気づきがある自分になれたことを積み重ねてみると、
2日で 1.1×1.1=1.21
3日で 1.1×1.1×1.1=1.33
1週間で 1.95(つまりおよそ2倍!)、1ヶ月(30日)では17.45、2ヶ月(60日)では304。増えましたねぇ!

一方「だらけてしまった、さぼってしまった」を積み重ねてしまうと、
2日で 0.9×0.9=0.81
1週間で 0.48つまりおよそ半分!)、1ヶ月(30日)では0.04、2ヶ月(60日)では0.002
その日に気づこうとしなかっただけで、限りなくゼロに近い自分になってしまうんですよね。

どっちをとります? 1.1をとりたくなりますよね。

放送ではNOSSAさん、「自分が0.1だけ気づけたことを、メモするようにしているんです」って話してくださいました。

こんなかけ算なら、してみたくなりますよね。

2009年7月5日日曜日

人間、関心を寄せるものが多ければ多いほど、 ますます幸福になるチャンスが多くなる。

2週間前のオンエア直前に急な発熱に遭い、6/21(日)は放送出演を急遽キャンセルしてしまいました。 rita iotaのご両人、そして当日ゲストの小田苑未さん(シンガーソングライター)、ごめんなさい。もう41歳のおじさんですから、40℃もの発熱ですと回復も遅く、ようやく今日あたりは体調が戻ってまいりました。今日の放送は、生ライブもご披露いただいた男性4名のバンド、マーブルドアさんの熱いゲストコーナーの後でしたので、興奮冷めやらぬスタジオでのトークとなりました。

その今日、「コトノハ フォレスト」第4回のオンエアでは、こんな長めのことばをご紹介しましたよ。

人間、関心を寄せるものが多ければ多いほど、
ますます幸福になるチャンスが多くなる。


アーサー・ウィリアム・ラッセルという方が『幸福論』(岩波文庫)で書かれていることばです。ラッセルさんはノーベル文学賞作家でありながら、数学者でもあり哲学者でもある方とのことです。

ふじさんはその典型なんですけど、「あれもやりたい、これもやりたい。忙しくて自分を見失ってしまいそうだ」と不安に駆られたときに、ふじさんはこのことばと出会ったんです。

ふじさんの尊敬する友人にも、ヨガもやる、ダンスもやりたい、合唱団でも歌いたいし、ポップスも歌う。お友だちとお茶するのもお出かけするのも好き・・・なのにPTA役員まで半ば無理にやることになってしまって・・・という人がいます。あるとき、「こんなに忙しくしているのはおかしいんじゃないか」「どれも中途半端になってるんじゃないか」と悩んでいたんだけど、このことばをプレゼントしたら、肩の力がスーッと抜けたと話してくれました。これらやってみたいこと、関心があることが多いが、自分を幸せにする鍵なんですよね。

「幸せがたくさんあると思える人は、それだけ幸せになりやすい」と言う人もいます。

また前回の放送でとりあげた相田みつをさんは、

「しあわせは いつも じぶんのこころが きめる」

ということばを残されていますね。
なんたる偶然でしょう。

何かに関心を持てずにただただ日々の日課に追われている方はいませんか。また逆に、あれにもこれにも興味があって整理がつかずに困っている方はいませんか。

興味をもつことこそ、あなたはあなたらしい幸せをつかんでいくんじゃ、ないですか。