2009年8月18日火曜日

「ナンバーワンにならなくてもいい」の?

せっかくのPausa Tempo当日。オンエア冒頭でお盆休みの話題も出ましたが、ふじさんはスタジオに出向かずに、家族旅行を優先してしまいました。今回は、小田苑未さん(Vo)とサポートの澤山休さん(B)、鳥居勘さん(G)がスタジオにて生ライブをするというのに、家族旅行を入れてしまいまして・・・携帯電話での番組参加となりました。

さてさて8月16日「コトノハ フォレスト」第7回、今回ご紹介のコトノハは、
「ナンバーワンにならなくてもいい」の?

あの名曲「世界に一つだけの花」の歌詞、ナンバーワンにならなくてもいい」ですが、本当にナンバーワンにならなくてもいいんでしょうか。
ふじさんは数年前、ゴスペルコーラスの指導を長年受けている杉本智孝先生や仲間と群馬県でミニコンサートに出演したときにこの歌を歌ったのですが、杉本先生曰く「いやあ、本当はこの歌、個人的には歌いたくないんだよなあ」。誰もがえっ?と思うことばですよね。

最近は少なくなったようですが、運動会の徒競走で一番を走る子がゴール前でビリの子がやってくるのを待っている、そして一緒に争わずにゴールする、こんなことが話題になりました。杉本先生が言うには「ありえねえ!」と。「全くその通り!」と声を大にしてふじさんも共感しました。(ふじさんも三児の父です。かつて子供たちの幼稚園選択では、運動会では順位をつけますよね、とだけ先生に確認したものです。) 

ナンバーワンにならなくても、オンリーワンであればいい」。場面によってはいいとも思います。
でもナンバーワンをめざして努力を重ねていかない人が、どうしてオンリーワンになれるでしょう?

ちょうど今、甲子園では高校野球の熱戦が繰り広げられてます。今年も地方大会から4,041校が出場しました。でも甲子園に進んで日本一になるのは、たった1校なんです。あとの4,040校は負けるんです。でもすべての高校球児たちが4,041分の1を目指して血のにじむような努力をしてくるから、ナンバーワンを目指すから、甲子園は魅力的なんじゃないかな。高校野球ファンは、ナンバーワンを目指す球児たちの姿を見たいんです。

ナンバーワンをめざすことが、自己ベストを引き出すきっかけになる。」とふじさんは信じています。甲子園の決勝戦で負けちゃっても、運動会の徒競走でビリになっても、自己ベストを出そうとがむしゃらに突き進んでいる姿は素敵です。思い出に残る負け方ができれば最高です。それがオンリーワンではないでしょうか。オンリーワンナンバーワンを目指してこそ生まれる結果ではないでしょうか。

秋になれば子どもたちの運動会の季節です。リスナーの皆さん、コトノハブログ読者の皆さん、ぜひお子さんの応援には、ナンバーワンを目指して、オンリーワンになろう」と応援してあげませんか。

ちなみにふじさん、オンエアでは東北に向かっていますとお話ししました。
こんな感じで、自己ベストを叩きだしましたのでご報告。

わんこそば・・・101杯!
ごっつあんです!!

2009年8月6日木曜日

お知らせ

8月2日のオンエアでご紹介した、ふじさんも参加する「ヤマハ・ゴスペルナイト2009」のご案内です。
Pausa Tempoのリスナーの皆様、ゴスペルコーラスのファンの皆様、有楽町で逢いましょう・・・!

ヤマハ・ゴスペルナイト2009
 ~Oh, What A Gift~
仲間とともに歌う喜び! ヤマハ大人の音楽レッスン「ゴスペルコーラス」会員による5,000人の感動ステージ

日  時  2009年9月12日(土) 16:30開場 17:30開演

会  場  東京国際フォーラム ホールA

チケット  2,500円(8/1からチケットぴあにて発売開始)

問合わせ ヤマハゴスペルナイト2009事務局
       TEL:03-5488-5466/FAX:03-5488-6668 

ふじさんは第2番目のグループで歌います、踊ります!
どうぞよろしくお願いします。

2009年8月2日日曜日

I Sing Because I'm Happy

「コトノハ フォレスト」第6回では、英語のコトノハをご紹介しました。

I Sing Because I'm Happy

「私はうたう、幸せだから」。音楽ユニットのRita iotaさんの前で失礼かと思いましたが、私たちが歌う理由というのは「歌うのが好きだから、歌うことによって幸せになれるから」だと思うんですよね。
かくいうふじさんもアマチュアでゴスペルコーラスを歌っています。歌い始めて9年目になりました。ゴスペルの世界に出会うまでは、クラシックでベートーベンの第9だとか、オペラ「椿姫」だとかを歌う機会がありました。



今回のコトノハは、現代のゴスペルシーンをリードするカーク・フランクリン(Kirk Franklin)が一躍音楽シーンに登場した名曲"Why We Sing"の一節から引用しました。

歌うからには、うまく歌いたいですよね。ふじさんも休まずにレッスンにも通いますし、CDを何度も何度も聞いたりします。でもうまくなることを目的にしてしまうと、歌うことの本当の意味が記憶のむこうに消えていってしまいそうな気がします。歌うことで得られる喜びって、幸せになることなんじゃないかなあ。

幸せだから歌うの? それとも歌うから幸せなの? 
こんな「鶏が先か。卵が先か」の議論になりそうですね。
それでもいいじゃないですか。
歌うことで幸せになる。
幸せになったから、もっと歌いたくなる。

カーク・フランクリンはこう歌っています。
I Sing Because I'm Happy (私は歌う、幸せだから) 
I Sing Because I'm Free (私は歌う、自由だから)
His Eyes are On the Sparrow (神様はたった一羽の雀にも慈悲をくださる)
That's the Reason Why We Sing (だから私は神様のために歌うんだ)

わたしはクリスチャンではありませんが、誰にでも自分の信じる神様がいると思います。その神様のために歌うことで、私は今幸せなんだなあと思うんですよ。

「私はうたう、幸せだから」