2009年11月22日日曜日

プレゼント (present)

「コトノハ フォレスト」が今回は2週続けての登場です。13回目の今日のオンエアでは、こんなコトノハをご紹介しました。それは・・・

プレゼント (present)

格言や名言ぽくない、これまでとは趣が違うコトノハでしたね。

お手元の英和辞典で present を調べてみてください。辞書にもよりますが、私たちがパッと思いつく「贈り物(プレセント)」の意味よりも前に登場する、別の意味があるんです。
それは「現在(の)」という意味なんです。
英文法の現在完了はpresent perfect、現在時制はpresent tense。しかも同じ綴りです。

ふじさんがpresentの話を初めて聞いたのは、同僚の離任式の席上。体育館の演題に向かう先生が、自分の言葉ではなく、インターネット上で静かに広まりつつあったことばを、淡々と読み上げられたのが印象的だったのを覚えています。作者不詳のこの文章、ラジオでは一部だけでしたが、全文をご紹介します。

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『86,400ドルのプレセント』


次のような銀行があると、考えてみましょう。


その銀行は、 毎朝あなたの口座へ86,400ドルを振り込んでくれます。
同時に、その口座の残高は毎日ゼロになります。
つまり、 86,400ドルの中であなたがその日に使い切らなかった金額は、すべて消されてしまいます。
あなただったらどうしますか。もちろん、毎日86,400ドル全額を引き出しますよね。


僕たちは一人ひとりが同じような銀行を持っています。
それは時間です。


毎朝、あなたに86,400秒が与えられます。
毎晩、あなたが上手く使い切らなかった時間は消されてしまいます。
それは、翌日に繰り越されません。
それは貸し越しできません。
毎日、あなたの為に新しい口座が開かれます。
そして、毎晩、その日の残りは燃やされてしまいます。
もし、あなたがその日の預金を全て使い切らなければ、あなたはそれを失ったことになります。
過去にさかのぼることはできません。


あなたは今日与えられた預金のなかから今を生きないといけません。
だから、与えられた時間に最大限の投資をしましょう。
そして、そこから健康、幸せ、成功のために最大の物を引き出しましょう。
時計の針は走り続けてます。今日という日に最大限の物を作り出しましょう。


1年の価値を理解するには、落第した学生に聞いてみるといいでしょう。
1ヶ月の価値を理解するには、未熟児を産んだ母親に聞いてみると いいでしょう。
1週間の価値を理解するには、週間新聞の編集者に聞いてみるといいでしょう。
1時間の価値を理解するには、待ち合わせをしている恋人たちに聞いてみるといいでしょう。
1分の価値を理解するには、電車をちょうど乗り過ごした人に聞いてみるといいでしょう。
1秒の価値を理解するには、たった今、事故を避けることができた人に聞いてみるといいでしょう。
10分の1の価値を理解するためには、オリンピックで銀メダルに終わってしまった人に聞いてみるといいでしょう。


だから、あなたの持っている一瞬一瞬を大切にしましょう。
そして、あなたはその時を誰か特別な人と過ごしているのだから、十分に大切にしましょう。
その人は、あなたの時間を使うのに十分ふさわしい人でしょうから。
そして、時は誰も待ってくれないことを覚えましょう。昨日は、もう過ぎ去ってしまいました。


明日は、まだわからないのです。
今日は与えられるものです。
だから、英語ではプレゼント(=present)と言います。
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私たちには幸か不幸か、一日に24時間(=86,400秒)しか与えられていません。その時間をいかに有意義に大切にしようと試みるかどうかか、現在という時間を私たちに与えてくれた神様のプレゼントなんですね。貧しいものにも富めるものにも、等しく誰にも与えられた贈りものこそが、プレゼント=現在

私が好きなミュージカル「RENT」では、一日ではなく一年をとりあげています。メインテーマのSeasons Of Loveでは「一年は525,600分だ」と熱く語りかけます。「525,600分をどうやって計ればいい? 朝日の回数? 日没の回数? モーニングコーヒーの回数?・・・ ならば、愛で計ってみたらどうだろう?」

どうあれ、私たちは生きています。このプレゼント(present)、大切にしていきたいですね。

2009年11月15日日曜日

ビスターリ、ビスターリ

コトノハ フォレスト」も12回目を迎えました。久しぶりに生NOSSA氏が加わっていただき、楽しくお話をさせていただきましたよ。今日は1998年3月24日にふじさんが書いた学級通信からの話題。

ビスターリ、ビスターリ

呪文のようだとRitaさん。それもそのはず、このことばはネパール語なんです。このコトノハにふじさんが出会ったのは10年以上も前のこと。まだインターネットで今ほど便利になる前の頃です。
「歩くほどの速さでゆっくりと」という意味なんです。

ネパールは世界の頂上エベレストを臨む国。 そのヒマラヤ山脈を目指す人々が口にすることばが、「ビスターリ、ビスターリ」なんだそうです。歩みをゆっくり、でも着実に一歩一歩重ねていかなければ、神様がいらっしゃるであろうエベレストの頂にたどり着くことはできないからでしょうか。
山頂には早くたどり着きたい、しかし悪天候あり、高山病あり、多くの試練が行く手を阻みます。 そんなときこそ、ゆっくり一歩ずつ進むこと=ビスターリが合い言葉になったのでしょうか。

今回のオンエア前に調べていましたら、似たような意味のことばがあちこちの言語で見つかりましたよ。

ゴンベー、ゴンベー  (ブータン)ゾンカ語
アヒスタ、アヒスタ  (パキスタン)ウルドゥー語
ポレポレ  (ケニア)スワヒリ語
マンマンダ  (中国)
ジャラン、ジャラン  (インドネシア)


ビスターリ」ということば、実はネット上で実に多くのホームページやブログのタイトルとして使っている方が多いんです。日本語だったら「急がば回れ」、英語だったら「Slow but Steady」でしょうか。私たちも、毎日の生活の中で目指す頂きに向けて、たとえ歩みは遅くとも着実に進んでいきたいですね。


2009年11月1日日曜日

いつもここから

放送日程の関係で10月には1回しかなかったコトノハフォレスト。今日はNHK教育テレビのある番組を見ながら思いついた言葉を、ご紹介しました。

いつもここから

NHK教育テレビ『ピタゴラスイッチ』などにご出演中のお笑い芸人さんに一風変わった名前の二人組がいます。それがいつもここから」さん。様々なお笑い番組にも登場していますが、ピタゴラスイッチでは毎日その勇姿をみることができます。
「一人では意味のない動作だけれど、二人で組み合わせると意味がある動作になる」というアルゴリズム体操やアルゴリズム行進には、毎回静かに感激してしまいます。

空手が得意な山田一成さんとマンガが得意な菊池秀規さんのご両人、1996年にコンビを結成したときに「初心忘れるべからず」の意味を込めて「いつもここから」というコンビ名に決めたのだそうです。テレビ番組の影響もあってでしょうか、覚えきれないほどのお笑い芸人が乱立状態ですが、このお二人の姿をピタゴラスイッチで見るたびに、コンビ名に思いをはせてしまいます。

「どこまで頑張ればいいのだろう」
「何も目標にすればいいんだろう」
こんな不安になってしまったとき、このお二人の何とも不思議なアルゴリズム体操や行進をみて考えてみませんか。

目標(ゴール)を定めて進むことはとても大切だと思います。
でも進んでいるともともと定めたはずの目標を見失ってしまうことがあると思います。
そんな時は、原点回帰。原点(スタート地点)を確かるのはどうでしょう。
「頑張ろうと思い立ったときの、眼をきらきらさせていた時」「目標を定めて、よしやるぞ!と誓ったあの時」を思いだしてみてはどうでしょう。

そして今自分がいる場所が「ここ」。いつもここから進んでいけばいいんですよね。

2009年10月18日日曜日

I Am Special!

10回目のご紹介となった今日の「コトノハ フォレスト」は、手元に保管してあった1997年11月1日号の学級通信で書いたお話しからお届けしました。

I Am Special!

当時ふじさんが担当していたのは中学1年生。英語の授業ではcan(~することができる)という表現を学ぶのですが、あるアメリカの絵本を参考にして、クラス全員にオリジナル絵本を作ってもらいながcanをとりあげました。題して、I Am Special. たとえば・・・

I can ride a mono-cycle. 
I can speak English a little. 
I can do kendo. 
I can cook tempura. 
I can draw Hello-Kitty. 
I can play the guitar. 


こうやって一人ひとりが自分にできることを6つ挙げ、それを英語とイラストで表現していくんです。もちろん英語を正確に身につけることも目的の一つですが、一番のねらいは最終ページにあります。

So, I Am Special! (だから、ぼくってスゴイでしょ!)

自分のすごいところを鼻高々に自慢するんじゃなく、自分の個性を認識して、そこから「自分らしさ」を確認してほしい。それがねらいだったんです。
「一輪車に乗れる」人はいるでしょう。でも「一輪車に乗れて、英語が話せて、剣道ができて、天ぷらが料理できて、キティちゃんが描けて、ギターができる」人はなかなかいるものではありません。これは個性であり、自分らしさにほかなりません。

リスナーの皆様、コトノハブログ読者の皆様、みなさんは自分にできることを6つ、canを使って言ってみませんか。



さて、今日までで3回Nossa氏の代打を務めさせていただきました。緊張しつつもリタさんとゆるゆる話を楽しませていただきましたが、次回オンエアからはNossa氏が満を持して復活の予定です。

2009年10月11日日曜日

コトノハなしのメインナビ

NOSSA氏が急病やら仕事やらでご多忙のため、今日10/11は代打としてRitaさんとメインナビをさせていただく2回目のPausa Tempoでした。

しかし本日は「コトノハ フォレスト」のお時間に、まりんさんとツボ師匠のマシンガントーク、「星空☆シェスタ」をお送りしました。こんな訳で、ふじさんは初めてスタジオ内でのご両人の「癒しの泉」を浴びてきましたよ。4人でワイワイと大騒ぎさせていただきました。ふじさんの次回「コトノハ フォレスト」は来週10/18(日)にオンエアの予定です。

そんなわけでして、今日はインフォメーションをいくつか。

Rita-iota、月キュン(フジテレビ月9)ドラマに進出!
満を持して明日からOAされるフジテレビ系月9『東京DOGS』のBGMは、我らがNOSSA氏の書きおろし。ご両人のカッコイイ系の曲が楽しめるはずです。
詳しくは番組HP、チェックですよ。

ゴスペルナイト2009がYouTubeに!
このブログでもご紹介した『ヤマハ ゴスペルナイト2009』の映像が、ただいまYouTubeでご覧いただけます。『エンジョイゴスペル』というブログをご覧ください。「ゴスペルムービー」→「ゴスペルナイト2009」と進むとご覧いただけます。(現在はトップページに目次付きで出ています。) ふじさんはGroup 2に参加しました。
It's Gonna Rain    I Believe I Can Fly     
We're All In This Together

本日の放送の冒頭でご紹介したメールにはとても励まされました。ななパパ・ななママ・ななちゃん、ありがとうございました。

2009年9月27日日曜日

やればできる

日のポーザテンポはNOSSA氏が急病のため、1時間通してRitaさんとふじさんがツーショットでおとどけしました。
そんな番組でもいよいよ定着してきた「コトノハ フォレスト」ですが、9回目となりました今日ののコトノハは・・・

やればできる

ふじさんがこの春まで勤めていた高校男子ソフトボール部を、40余年にわたって指導してこられた日暮先生のくちぐせなんです。誰もが一度は、聞いたことや口にしたことがある言葉ですよね。この日暮先生、ご自身はソフトボール選手しての経験がなかったにも関わらず、赴任した高校の特色になるようにと日々努力を重ねられ、これまでに全国制覇6回、全国準優勝6回の経験を生徒たちに味あわせてくれた方なのです。
いつしか、努力したことを実感できた生徒たちの口から、先生のくちぐせが発展してこんな言葉がささやかれるようになりました。

やればできる、やったらできた

「やればできる」とはあっても、「やったらできた」と励まされることって、あまりないですよね。
やったら僕にもできた。だから君もやってみようよ。」と励まされたとしたら、どんなに幸せなことでしょう。そう言って励ましてあげられるふじさんでありたいと、ふじさんは思っています。

2009年9月13日日曜日

キャプテンになろう!

Pausa Tempo 夏の特別企画「Coldo di fine estate」のため、「コトノハ フォレスト」も1ヶ月ぶりの当番となりました。昨日ヤマハゴスペルナイト2009に出演していたにも関わらず、今日のお話は音楽ではなく、バレーボールのお話です。今日の「コトノハ フォレスト」第8回目にご紹介したコトノハは・・・

キャプテンになろう!

皆様は女子バレーボール(ちょうど今日が「女子バレー世界選手権の決勝戦の日です)のユニフォームで、今年の全日本チームから荒木絵里香選手(№11)の胸の数字に__(アンダーバー)がついているのにお気づきでしたか。これがキャプテンマークなんだそうです。

今日のコトノハは、昨シーズンまでこのキャプテンマークを背負ってきた竹下佳江選手のお話。
バレーボールでは決定的に不利なはずの身長は159cmながら、アタッカーへの絶妙なトスを上げる世界を代表する名セッターです。彼女に当時の全日本チーム
柳本晶一監督がこう話したそうです。

「このラインは、チームを底で支えているという意味なんや。これ以上落ちたらいかん、そういうところでキャプテンが踏ん張るんや。」

キャプテンは皆の前に立ち、皆を引っ張らなきゃならなくて、皆の上で全体を見守らなければならないと思われがちです。でも柳本さん曰く「キャプテンは底辺なんだ」と。 NOSSA氏も「模範を示して自分が先頭を歩かなきゃというプレッシャーをずっと感じてきた、それがつらくて辛くて。」と番組で話されていました。

『底辺で周りを支える』、そんなどっしりとした気持ち、持ち続けていたいですよね。