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その今日、「コトノハ フォレスト」第4回のオンエアでは、こんな長めのことばをご紹介しましたよ。
「人間、関心を寄せるものが多ければ多いほど、
ますます幸福になるチャンスが多くなる。」
アーサー・ウィリアム・ラッセルという方が『幸福論』(岩波文庫)で書かれていることばです。ラッセルさんはノーベル文学賞作家でありながら、数学者でもあり哲学者でもある方とのことです。
ふじさんはその典型なんですけど、「あれもやりたい、これもやりたい。忙しくて自分を見失ってしまいそうだ」と不安に駆られたときに、ふじさんはこのことばと出会ったんです。
ふじさんの尊敬する友人にも、ヨガもやる、ダンスもやりたい、合唱団でも歌いたいし、ポップスも歌う。お友だちとお茶するのもお出かけするのも好き・・・なのにPTA役員まで半ば無理にやることになってしまって・・・という人がいます。あるとき、「こんなに忙しくしているのはおかしいんじゃないか」「どれも中途半端になってるんじゃないか」と悩んでいたんだけど、このことばをプレゼントしたら、肩の力がスーッと抜けたと話してくれました。これらやってみたいこと、関心があることが多いが、自分を幸せにする鍵なんですよね。
「幸せがたくさんあると思える人は、それだけ幸せになりやすい」と言う人もいます。
また前回の放送でとりあげた相田みつをさんは、
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ということばを残されていますね。
なんたる偶然でしょう。
何かに関心を持てずにただただ日々の日課に追われている方はいませんか。また逆に、あれにもこれにも興味があって整理がつかずに困っている方はいませんか。
興味をもつことこそ、あなたはあなたらしい幸せをつかんでいくんじゃ、ないですか。
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